またもや
放置していることを指摘されてしまいました…。
自分でも謎なくらい、更新しないなぁ。
「書けるけど、活字はあんまり読まない」という人にビックリ。
ここ2、3年、原稿を書くのが目標なのですが、今年はどうなることやら。
「石の上にも3年」、いや、ちがう、「仏の顔も三度まで」で、なんとかがんばりたいところです。
「帰ったら更新する〜」と言ったので、アリバイ更新でした。
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わー、見つかってしまいました。
今回は予告付だったのでチェックしたけど、
うっかりすると、見つかったことに気がつかなさそう。
授業をしにいっている高校で、夏休み明けから「親密な関係と暴力」ということで恋愛やDV、家族や虐待をとりあげる。
先日読んで、ぜひ、授業の参考にしたいと思ったのがこれ。

- 作者: 高橋裕子
- 出版社/メーカー: エイデル研究所
- 発売日: 2010/08
- メディア: 単行本
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養護教諭の著者の経験は、読んでいて胸が痛い。被害側の女子生徒だけでなく、加害をしてしまう男子生徒とも関係をつくっていて、そこから加害の背景についても思いを寄せている点が、これまでに読んできた本と一味ちがった。
紹介されていた、『季刊セクシュアリティ32号 それってデートDV』も、買ったものの積ん読になっていたけれど、ちゃんと読んでみよう。とくに、高橋さんが内藤朝雄さんと対談している「格差社会とデートDV」。感想、書けたら書きます。
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季刊 SEXUALITY (セクシュアリティ) 2007年 07月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: エイデル研究所
- 発売日: 2007/07/23
- メディア: 雑誌
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1年以上放置しておりました。
更新しなくては、と気になりつつ、見る人もいないし、と思っていたら、チェックしている人がいることを知り、「今日、帰ったら更新しますー」と約束しました。
これからぼちぼち、と思っておりますが、どうなることやら。
あまり期待せず、おつきあいください。
新年度がはじまった
いくつかの高校で授業をもっている。
ふだんは社会人対象の単発の研修・講座が多いわたしにとって、貴重な場。
教師でもないのに、高校生に1年かけて関わることができることなど、なかなかないだろう。
授業をするようになって今年で4年目。慣れてきたこともあるが、毎年、新しい生徒さんとの出会いはドキドキする。はじめは去年の生徒さんと比べて、という視点で見てしまうけれど、だんだん1人づつが見えてくる。
1年かけて、生徒さんがどう変化するか、そしてわたしにどんな変化が起こるか、とたも楽しみ。
映画「STEVIE」
試写を見た人にすすめられて、映画「STEVIE」を見てきた。
感じたのは、「“加害者”だけの人はいない」ということ。
その人に“被害者”としての側面があるからといって、おこした問題への責任が軽減されるわけではない。けれど、“加害者”の側面だけをみて、その人のなにもかもが悪いかのように言うことも違う。
セクハラの研修をやっていると、加害者を特別な人、と思っていては問題は解決しないことを痛感する。加害者となった人も、わたしたちの社会や組織の一員であり、ひきおこされた問題はその社会や組織のもっている歪みのある部分を拡大したものなのだ。
自分たちとは全く別の人間のようにとらえようとすることは、逃げでしかない。
(この項、途中)